ロックミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」を観てきました。
山本耕史さん主演のこの作品、立ち見も出て大変な熱気でした。
会場が歌舞伎町のど真ん中、ゲーセンやボーリング場のあるビルの上で、なかなか作品の趣旨にマッチしています。席につくまでにさまざまな呼び込みに声をかけられ、着いてみるとリノリウム張りにパイプ椅子。
ああ、場末のライブ会場・・・と気分が盛り上がります。
さてさて、山本さんのヘドウィグは、とても体当たり、ゲイの切なさ、かわいらしさ、純粋さがいやみなくストレートに伝わってきました。歌、うまいの〜。
私としては、ヘドウィクはもっと貧相なアバラの浮き出た体で、カツラをむしりとると、可愛そうなくらい後退したすだれ髪でしゃがれ声の方が、もっともっと切なくなるのですがね。。。どんな趣味や!
山本耕史さんはカッコ良すぎるんですよ、鍛えられた体、美しい肌、よく響く声。
ま、鍛えられたセミヌードを堪能できたのは、とてもウレシかったですけど。(^_^;)
共演の中村中さん、凛としていて存在感ありました。もっと歌をきいてみたい。
バンドが下手半分近くを陣取って、セットは簡単なんですけど、背面の大画面LEDが音楽に合わせてさまざまな映像を映し出して目を楽しませてくれます。
カーテンコールは音楽も何もなしで、ただ出演者が並んであいさつ、とシンプルなものでしたが、拍手が鳴り止まず3回もアンコール。それも全てスタンディングオベーション。
山本さんの「風邪ひいちゃうよ」(汗ダクの上皮の短パン一枚の姿なので)のひと言でやっと納まりました。
上演中から音楽がかかるたびにすかさず手拍子が始まるので「ああ、ファンクラブの方たちだな」と冷ややかに眺めていたのですが、気づくと一緒になって立ち上がって手を叩いていましたよ。
恐るべし、ファンの力!
ホワイトデーギフトガイド
バレンタインデーになにひとつしなかったので、もちろん何も期待していません。
ところが、Apple Storeから「ホワイトデーギフトガイド」のバナーをはってくれたら、抽選でiTunes Music Cardを差し上げましょう、とのおしらせが。
そういえば、Apple Storeのアフェリエイトに参加していたんだったわ。
iPod shuffleも色とりどりになって、アクセサリーも増えて、欲しくなってしまうでしょ?
上野の森交響楽団
上野の森交響楽団の定期演奏会に行ってきました。
なぜ突然クラシックかといいますと、従兄がバイオリンで参加しているんですね。
たしか昔はマンドリンのコンマスをやっていたはずなのに、いつの間にバイオリン?と聞いてみたところ、仕事でアメリカ勤務になった時から始めてみたそうな。
そんなんでオーケストラに参加できるの!さすが音楽の素養があると早いねぇ。
うちの姪っ子もバイオリンをやっていて、それに触発された母である妹もバイオリンをやっていて、けっこう熱心にギーコギーコやっています。
私はピアノしか弾けないので、弦楽器を弾ける人は無条件にソンケーしてしまいます。
会場の杉並公会堂は、昨年コンサートホールとしてリニューアルオープンしたばかりです。
大ホールは天井が高くて、誰かがくしゃみしただけで、ヘックション(ションションション・・・)とディレイを伴って響き渡ります。
のだめカンタービレでクラシックブームのせいか、広い客席はほとんど埋まっていました。
チケット代1000円は、高いミュージカル公演を観つけている私にとってはオドロキの安さ。
それなのになお、公式サイトでは50%OFFの割引券まで発行している!
そんなんでやっていけるんですか?