いまやらねば いつできる

いまやらねば いつできる わしがやらねば たれがやる
我が郷土が誇る彫刻家、平櫛田中氏のお言葉です。
子供の頃、台所に下がったのれんにこの言葉が書かれていたので今だに覚えています。
ほんと、日々の雑事に追われて「いつか」と思っていても、その「いつか」は永遠にこないのよねー。
計画たてて、それに向かっていかなきゃ!!
と、夜中に鼻息荒くなっていますが、その「いつか」と思ってのばしのばしになっていること、別に“ミュージカルスターになる!”とか“直木賞をとる!”みたいなたいそうな事ではないのです。
・壊れたプリンタを粗大ごみを出したい
・たまりにたまった文庫本を処分したい
・運動不足を解消したい



ま、そんなようなことばかりです。がっ、ずーっと気になっていて「いつか」と思いつつずーっと何もしてこなかったんです。
いまやらねば いつできる
はいっ、平櫛先生、今やります!
今、区の粗大ゴミに申し込みます!
今、ブックオフのサイトに予約します!
今、とりあえず腹筋10回ばかりやります!
ああ、真夜中にこのテンション、いったいどーしてくれよう。
しかし、このたまった「いつか」を片付けたら、次はもっと素敵な「いつか」が待っているはずよー。

今月読んだ本 vol.96

沈黙の画布(篠田節子)新潮文庫
女神記(桐野夏生)角川文庫
絶望ノート(歌野晶午)幻冬舎文庫
あるキング(伊坂幸太郎)徳間文庫
ひまわり事件(荻原浩)文春文庫
再会(横関大)講談社文庫
フリーター、家を買う。(有川浩)幻冬舎文庫
キッド(木内一裕)講談社文庫
青空の卵(坂木司)創元推理文庫
痺れる(沼田まほかる)光文社文庫
アコギなのかリッパなのか(畠中恵)新潮文庫
美作の風(今井絵美子)ハルキ文庫
ひなこまち(畠中恵)新潮社
かくかくしかじか 1(東村アキコ)集英社
銀の匙 Silver Spoon 4(荒川弘)少年サンデーコミックス

Air studio Produce『信長』

Air studio Produce『信長』を観てきました。”熱い男達だけの戦国エンターテイメント!!!”と副題がついているとおり、男ばかり58名のド迫力の舞台ですー。初演のときは、うっかり開演前に楽屋に遊びにいくと、いつのまにか今川軍の衣裳を着せられて行進に参加させられるというウワサがありましたが、今回はどうだったんでしょうね?
2010年より毎年上演されているこの作品、今回は様々な要素が洗練されて今までの最高傑作ではないかと私は思いますゾ。
太鼓の生演奏も音楽も素晴らしい、場面転換のSEが客席が震えるほどの重低音で効果的。
桶狭間の戦いで信長と重臣達が鎧兜を身につけて馬上で正面きったシーンでは、思わず「かっこいいー」と口走り、なんだか涙が出てきましたよ。いやー、コーフンした。
毎回胸震えるポイントは違って、これは信長役の個性によるのかしら、私のミーハー度によるのかしら。
2010年版では、信長が「馬ーっ!」と叫んで馬に飛び乗るシーンにヤられました。
2011年版では、信長が最後に去る台詞(ああ、思い出せない!)で「きゃぁー♡」とミモダエしました。
信長役、毎回ほんとうに素敵なんですよ〜。
今回は信長と木下藤吉郎から目が離せず、帰り際にプロデューサーをつかまえて「DVD出ないんですか?出して!絶対買うからっ!」と訴えておきました。(^_^;