みちのくとんぼ返り

みちのくYOSAKOIまつりに行ってきましたー。
初東北、初仙台。
仙台駅前の歩道橋と地下道を見て「おおっ、伊坂幸太郎の小説のとおりだー」とまずひと盛り上がり。
YOSAKOIチームGushの応援で定禅寺通りから泉区民広場、地下鉄旭ヶ丘駅前、勾当台公園と地下鉄を乗り継いで1日ついて回りました。
街中がYOSAKOI姿の人々であふれていてお祭り気分。
この高揚感、思い出すなー2000年の札幌YOSAKOIソーラン祭り。
生Gushを見るのはなんと12年ぶり。懐かしくなって2000年の写真を引っ張り出してみました。

みんな若いー。このときからずっと踊り続けているメンバーが何人もいて、チームの結束力を感じます。
衣裳の若井りささんが写真を撮ってくれてそれを私がネガごと預かっていたのですが、久々に引っ張り出してみるとあちこちにメモが・・・しまった!焼き増しを頼まれていたのにほったらかしにしていた!と12年ぶりに気づくこの事実。ごめんなさいー。m(_ _;)m
今更ですが欲しい方はご連絡くださいましー。。。

さて12年ぶりのGushは、クオリティの高い素晴らしいチームでした。
他チームとは違う空気感をまとった、まさにGush。
これはもうビデオや写真ではなく生を見るに限りますね。

駆け足日帰り旅行でちっとも観光できませんでしたが、同行のマツタカ氏のおかげでおいしい牛タンを頂く事ができました。

今回まわった場所はどこも震災の被害を受けていなくて美しく整備された都市の印象ばかりですが、海側に行くとまだまだ復興にはほど遠い地域がたくさんあるそうです。
1日も早い復興を祈りながら、今度はもっとゆっくりと訪れたいな。

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音楽劇『チンチン電車と女学生』

先週の土日、実家を素通りして広島まで広島電鉄電車開業100周年 音楽劇『チンチン電車と女学生』を観に行ってきました。
2007年に大阪で幕を開けてから今回で5回目の上演です。
私は初演の大阪公演と同年の広島公演を観ているのですが、久しぶりに観た『チンチン電車と女学生』はやはり素敵な作品です!
戦時中、男性乗務員が次々と出征して運転士や車掌が不足し、女性乗務員育成のために作られた広島電鉄家政女学校、実際にあった物語です。
女学生一人一人の様々なエピソードをつなげて8月6日へと向かって行くストーリー運びに引き込まれます。さすが高橋知伽江さんの脚本!
山下透さんの音楽も切なく美しく、イントロが流れると条件反射でもう涙、涙。(笑)
山口正義さん演出の時は女学生中心でしたが、鈴木健之亮さん演出になって女学校以外のシーンが増え、より戦争の悲惨さが浮き彫りになっていました。
なくなってしまった幻想シーン、私はかなり好きだったので復活しないかなぁ。
電車のセットの運転台のハンドルは美術の阪本雅信さんのコダワリで本物を使用しているそうです。客席からは見えないけどコダワリ!
ミュージカル『シルフィー』やMotion Rock Opera『Life pathfinder』でご一緒した役者さんがたくさん出演していて、皆パワーアップしていました。懐かしい面々に再会できてうれしかった。
広島の居酒屋でいつも東京で会ってるメンバーと飲んでいると、いったい今どこにいるのかわからなくなったけど。

終演後外に出ると、ライトアップされた原爆ドームが目の前に。
平和記念公園を歩きながら舞台のことに思いをはせる最高のロケーション。

翌日は抜けるような青空。
8月6日もこんな空だったのかも。

もちろん、チンチン電車に乗ってきました!
車掌さんに料金や時間をきくと、とても親切に教えてくださいました。

なんだかとりとめもないまとまりのない広島旅行記でしたー。

今月読んだ本 vol.97

きのうの神さま(西川美和)ポプラ文庫
デパートへ行こう!(真保裕一)講談社文庫
仔羊の巣(坂木司)創元推理文庫
動物園の鳥(坂木司)創元推理文庫
被害者は誰?(貫井徳郎)講談社文庫
彼女は存在しない(浦賀和宏)幻冬舎文庫
舟を編む(三浦しをん)光文社
殺人症候群(貫井徳郎)双葉文庫
こぼれ萩 立場茶屋おりき(今井絵美子)ハルキ文庫
テルマエ・ロマエV(ヤマザキマリ)ビームコミックス
主に泣いてます(8)(東村アキコ)モーニングKC
八朔の雪1 みをつくし料理帖(岡田理知)オフィスユーコミックス
八朔の雪2 みをつくし料理帖(岡田理知)オフィスユーコミックス
八朔の雪3 みをつくし料理帖(岡田理知)オフィスユーコミックス