J-Produce公演「フォトグラフ」を観て来ました。
『脊髄小脳変性症』という病におかされた母親をめぐる家族と隣人のお話。
母親役の役者さんが一昨年にご自分のお母様をこの病気で亡くされたそうです。
だからかどうかはわかりませんが、病気が進行していく様やエピソードがとてもリアルですごい説得力がありました。
でも決してお涙頂戴風な作りではなく、むしろわいわいぎゃーぎゃーと日々が過ぎていくのですが、それがもう切なくて涙ぽろぽろ。
黄色い稲妻さん演じるおじいさんの存在がほっとさせてくれます。
作・演出の渡辺勝巳さんとは以前何作かお芝居でご一緒した事があるのですが、すごく大きい上にスキンヘッズ、なんとも迫力があるお方です。
こんな強面(失礼!)の下に、こんなにも優しい気持ちが隠されているんだなぁ、と終演後にマジマジとお顔を見つめてしまいましたよ。。。
またよい作品を作ってください。
この作品、たった数日で終わるのはもったいないと思いました。
内容も素晴らしいですし、今の日本に必要な、あるべき人間関係が表現されています。
この物語から学ぶところは沢山あると思いますし、純粋に面白いところも多いですし、更に練っての、再上演を希望します。宣伝をいっぱいして、たくさんの方々に観てほしいと強く思いました。
KONOMIさま
そうですね。
観劇後にとても優しい気持ちになれました。
ぜひたくさんの人に観てもらいたい作品ですね。