今月観た舞台1612


劇団民藝『SOETSU ―韓くにの白き太陽―』三越劇場
三越劇場のレトロな佇まいが相まって、大正から昭和初期の時代にすんなりタイムトリップ。
美を追求するあまり日常生活にはとんと無頓着な柳宗悦とそれを支える兼子夫人のかけあいが楽しかった。
劇団民芸公式サイト


シス・カンパニー『エノケソ一代記』世田谷パブリックシアター
三谷作品にしてはちょっとテンポが悪い気がしましたが、勝手な思い込みかしら?
喜劇王エノケンに憧れて同化しようとしたエノケソの切なさが身につまされる。
妻役の吉田羊さんがとても良かった!
シス・カンパニー公演 エノケソ一代記


十二月大歌舞伎『あらしのよるに』歌舞伎座
南座での初演も観たのだけれど、何度観ても楽しい作品!
あべ弘士さんのポスターの絵が見たくて、探し回ってやっと地下の木挽町広場で発見。
写真を撮りたいのだけど、その前に座っている方がなかなか動かないので、じっと待つ事数分。ついに一緒に行った友人が「すみませんー」と声をかけて写真を撮らせてもらいましたとさ。

こんな写真まで・・・。
歌舞伎公式サイト 歌舞伎美人


劇団Firstline『現代泥棒事情』ザムザ阿佐ヶ谷
ジュニア部門公演「くじら王国の井戸」と二本立て。
熱気あふれる会場で、楽しいひとときでしたー。

今月観た舞台1611


B機関旗揚げ公演『毛皮のマリー』ザムザ阿佐ヶ谷
舞踏をふんだんに取り入れた演出で、耽美でグロテスクな異次元にどっぷり引き込まれた2時間半。
履物を脱いで入場が久しぶりすぎて、もうそこからアングラ感ワクワク。
素晴らしい“見世物”でした。
B機関


劇団東京イボンヌ『酔いどれシューベルト』ムーブ町屋
FBで知り合った俳優さんからお誘いを受けて、みるとスタッフに知り合いが二人もいたので、出かけて行きました。^ ^;
一人には会えたのだけど、もう一人はいつも会えない、今回も会えずー。残念。
劇団東京イボンヌ


TipTapオリジナルミュージカル『Play a Life』すみだパークスタジオ倉
青猫チームを観てきました。ピアノ、チェロの生演奏による三人ミュージカル。
音楽にのせた言葉がストンと心に届いて、歌の力というものをまざまざと実感、演出もとても共感できる、心洗われる作品でした。
もう一度観たいー。
TipTap Website


SPECIAL 3 MAN ライブステーション
今夜のテキナライブ、キレッキレでしたー!
聴き逃した曲、次回が待ち遠しいわ。^ ^
谷川智宏 official web site

今月観た舞台1610


舞台『真田十勇士』新国立劇場中劇場
みなさんものすごい身体能力ー。
これでもかって位のアクションの連続にハラハラドキドキ。
新国立劇場中劇場の間口の倍以上ありそうな奥行きを使った演出が臨場感ありました。
スペクタクル時代劇『真田十勇士』


〈友〉音楽工房シリーズ
『日本歌曲に求める無限の楽しみ』音楽の友ホール
高校時代に声楽を教えて頂いた平本弘子先生が、久しぶりに東京で歌われるという事で、何十年ぶりかの再会。
私はすっかり声も出なくなったのに、私よりはるかに年上の先生は素晴らしい声量と昔のままのコケティッシュな魅力に溢れていて素晴らしいわー。
先生がアストラの詩に惚れ込んで作られた組曲「歳をとるほど大胆になるわ」が、もう最高にかっこよくて、早速アストラの詩集を購入。


演劇集団ザ・ブロードキャストショウ東京
『のんちゃん、旅にでる』阿佐ヶ谷アルシェ
人の優しさにふれて、ほっこりしました。
淡々とした日常の中の、何気ない言葉やかかわりあいが、丁寧に描かれていました。
演劇集団ザ・ブロードキャストショウ