帰省中 その3

老人ホームにいる祖母に会ってきました。
今日はとても悲しい気分真っ最中の94歳になる祖母。
「なんでなかなか死ねないのか、池に飛び込んでみようか、首をつってみようか」などと切々と訴えられた。
長生きを楽しんでもらいらいたいのに、彼女にとってはこの世はもうなんの未練もなくて、早くおじいちゃんのいるところへ行きたいばかりなんだろうか。
久しぶりに顔を出した私のことなどもとより知る由もなく「この人、誰か知らん」と警戒されつつも「あんた、まだ一人なんか?」なんてスルドイこと聞いてくるし、何も手土産をもっていかなかったのを責められたり、すごく可愛らしい反応をされて、ますますいとおしく思ってしまいました。
おばあちゃんのお姉さん(98歳!)も妹も健在の三姉妹なんだから、ぜひとも楽しく過ごしてもらいたいのだけれど、そんなに悲しい目をされると私の考えは間違っているのかなと考えてしまいます。
一日も長生きして、というのは私たちのエゴでしょうか。
ん〜。