仮想旅行

おすすめ!と言われて吉田修一の本を数冊借りて読んだ。
「パーク・ライフ」(文藝春秋)の“周りの人たちとうまくやっていきたいからこそ、土日くらいは誰とも会わず、言葉を交わさずにいたい”って、ホントホント。
私も土日はほとんど部屋から一歩も出ないし、誰とも会わず、誰とも話さない時間がすごく必要。
この時間があるからこそ、また他人とかかわれるんだとも思う。
“言葉を休める”という表現がいいな。
その小説の中で主人公が、自分の分身が世界各国を放浪して、訪れた街の写真や様子をメールで送ってくるというHPのアトラクションに参加しているというセンテンスがあった。
本当にそんなHPあるのかしらと探してみたら、あった!
美穂の旅という仮想旅行システム。ユーザー登録をすると私の分身が世界中を旅行して、旅先で体験した事や撮した写真を私にメールしてくれるそうだ。
出不精の私にぴったり!?と思って、早速登録してみた。分身の名前は“ricopin”
リアルタイムで旅するそうなので、旅の第一報は7日後くらいらしい。楽しみ・・・